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ごあいさつ(2023年度 代表メッセージ)

令和5年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年も、依然として新型コロナの影響下にある一年となりました。
ただ、その中でも折り合いをつけて、様々な社会活動が再開された年でもありました。
現在、感染者数は再び増加傾向にあるようですが、この調子であれば本年は、ここ数年の中ではもっとも過ごしやすい一年になるのではないかと期待しております。

昨年は、コロナ禍による事情に加え、別のやむを得ぬ諸事情により、当事務所は長期に渡って業務の一部制限やお問い合わせ等の受付制限を実施させていただきました。依頼人の皆様には多大なご不便やお手数をおかけしてしまったこと、そして、新たに当事務所を知ってくださった皆様にはせっかくのご期待にお応えできなかったことを、深くお詫び申し上げます

なお、昨年秋頃より、徐々にご依頼・ご相談等の受付を再開しております。
今後も、少しずつではございますが、できるだけ早く以前のような執務体制に戻していきたいと考えておりますので、引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

ところで、最近の世の中にますます「生きづらさ」を感じるのは、当職だけでしょうか。

コロナ禍、不景気、世界情勢などからの社会的な閉塞感によるのはもちろんだとは思いますが、個人的には、世の中の人々の「人間性」といいますか、「人間としてのあり方・生き方」といった点で、危機感を覚えることが増えたように思います。

より具体的に言えば、「自分さえ良ければいい」という考えの自分本位の人間が、世の中にますます増えてきたのではないかと感じています。

自分本位の人間が増えれば当然、「自分たちさえ儲かればいい」とか「自分たちにだけ都合が良ければいい」という自分本位なビジネスも増えてきます。個人的には、ここ数年で、こういったビジネスやビジネスモデルも実際にかなり増えている印象があります。

あくまで当職の憶測ですが、コロナ禍という特別な状況や、最近よく言われる「DX化」や「多様性」などについての誤った理解が、こういった事態をより後押ししているようにも思われます。いずれにしても、個人的にはこのような現状のさらなる拡大を大いに懸念しております。

自分本位といえば、昨年は商標の世界でも、ある大きな騒動がありました。
某個人が、インターネット上の共有財産的な名称を商標登録したことで、社会的に問題視されて大きく騒がれたという事件を覚えている方は少なくないでしょう。出願人であった当該個人だけでなく、代理人の弁理士(特許事務所)までもが騒動に巻き込まれたようです。

最終的には、その商標登録(商標権)が放棄されたことで、一応は落ち着いたように見受けられます。この事件も、出願人にもう少し他人を思いやる気持ちや、世の中を憂う気持ちが最初にあれば、まず起こり得なかっただろうと思います

勘違いをされている方も少なくありませんが、そもそも商標登録は、事業者の使用する商標に蓄積した信用を保護するためのものであって、お金儲けの道具として利用されるものではありません。ごくまれな例外を除いて、ある商標を単に商標登録しているだけで利益が発生することなどありません。邪な気持ちから商標登録をすれば、炎上などの騒動に巻き込まれ、結局は登録が取消・無効とされた挙句、登録費用や審判費用をかえって無駄にするだけということになりかねませんので、くれぐれもご注意いただきたいところです。

なお、商標や商標登録について、もう少し一般の方々にも正しく理解されていれば、このような騒動が起こることもないでしょうし、SNS等のメディアで必要以上の騒ぎになることもないと思われます。我々弁理士は、日々の業務に明け暮れるだけでなく、こういった点に関する啓蒙活動にも、もう少し力を入れるべきなのかもしれません。

さて、途中で話が変わってしまいましたが、当事務所は、2023年もこれまで通り「正直・誠実に。ごまかさない。売り込まない。」をモットーに、職業倫理と弁理士としての誇りを強く持って、引き続き業務に携わってまいりますそして、商標の1つ1つ、頂戴したご依頼の1件1件を大切に、当事務所の有する専門性によって、より依頼人の皆様のお役に立てるよう、精進していく所存です

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和5年1月5日
代表弁理士 永露 祥生

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