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商標対策をしないとなぜ危険なのか?

あなたの使っているその商標、誰かが権利を持っているかも

商標」とは、商品やサービスの識別標識のことを言います。

たとえば、商品名、サービス名、ロゴマーク、シンボルマーク(図形)、会社名、店舗名、サイト名、キャラクター名などは、商標になり得ます。
どのような事業者でも、必ず商標と関わりがあるはずです。

しかし、この商標が、ビジネスにおいては会社に大きなダメージを与えかねないほどの潜在的なリスクを有していることは、事業者に意外と知られていないようです。

つまり、多くの事業者に、商標の怖さが認識されていないのが実情です。
商標は、優先度の低いものと位置づけられ、軽視されているといった印象があります。

現に、大企業を除くほとんどの事業者は、商標登録などの商標対策を十分に行っていないように見受けられます。統計によれば、国内の中小企業のうち、2018年に商標登録の出願をしたのは僅か0.8%にすぎないということです。

本ページでは、注意喚起の意味も含め、商標対策の必要性についてご説明します。


1.商標対策の基本は「商標登録」

商標対策として真っ先に考えられるのが、「商標登録」です。
皆様も、これまでに一度は耳にしたことがあると思います。

では、この商標登録は、なぜ必要なのでしょうか?


(1)商標登録が必要な理由

商標登録を受けると、「商標権」という権利が与えられます。

商標権があれば、権利の範囲内で、その商標を独占的に使うことができます
他人が同じ商標や、似ている商標を権利の範囲内で勝手に使えば、「商標権の侵害」となります。これによって、他人によるモノマネ商品や便乗商品、模倣品を排除することができ、自社ブランドを強化・育成させることに役立ちます。



(2)商標登録の真のメリット

商標登録のメリットは、これだけではありません。

商標権は、原則として重複した範囲では発生しないのが制度上の建前です。
これは、商標登録をした商標をそのままで使う限り、他人の商標権の侵害はありえないことを実質的に意味します。

つまり、商標登録をして商標権を取得しておけば、他人からのクレームを心配することなく、事業において安心・安全に商標を使い続けることができるという真のメリットがあるのです。

この一種の「保証」が、事業者にとってどれだけの心理的負担を減らせるか、容易に想像できるのではないでしょうか。

商標登録とは?
  商標登録についてのよくあるQ&A


2.商標登録をしないと何が危険なのか?

商標対策の基本となる商標登録は、義務というわけではありません。
それなりの費用がかかりますから、するもしないも貴社の判断次第です。

では、商標登録をしないと何か問題があるのでしょうか?
商標登録をしないと、以下のような様々なリスクがあることに注意が必要です。


(1)他人の商標権を侵害してしまうリスク

「その商標を使う行為が、他人の商標権を侵害しているかもしれない」という点が、もっとも大きなリスクと言えるでしょう。商標登録をしていないと、安全な使用が確保できていない状況なのです。

商標権の侵害はかなりシビアであり、軽く考えてはいけません。
「知らなかった」、「わざとではなかった」、「悪意はなかった」といった言い訳は、基本的には通用しないのです。

他人の商標権を侵害すると、商標使用の差止め、商品廃棄や、損害賠償が求められることになります。使用の差止めとは、要は商標の変更を迫られることであり、商品パッケージやカタログなどについては、回収や作り直しも必要になるということです。主力商品がトラブルに巻き込まれれば、場合によっては、会社が倒れてもおかしくない状況に陥ることも考えられます。

そもそも、商標権の侵害で裁判を起こされた事実が報道などで世の中に知られれば、取引先や消費者に不信感を与えることは間違いありません
社会的信用を失うことの方が、金銭的なダメージよりも大きいかもしれません。


(2)他人に商標をマネされるリスク

次に考えられるのは、他人に商標をマネされる(勝手に使われる)リスクです

商標登録をしていない場合、他人に商標をマネされたり、勝手に使われたりしても、これらをやめさせる権利(根拠)が基本的にありません。つまり、他人によるニセモノ商品や、まぎらわしい便乗商品への対応が、非常に困難となってしまいます。

粗悪なニセモノ商品への対応ができなかったり、対策をとるのが遅すぎたりすれば、取引先や消費者からの社会的信用を失ってしまうことに繋がるリスクもあるでしょう。


(3)他人に商標登録をされるリスク

さらに、その商標を先に他人に商標登録されてしまうリスクもあります

商標登録は、「申請(出願)をした順」に認められるものであり、「使用を開始した順」に優先的に登録されるわけではないのです

ですから、貴社が商標登録をしていない状況で、同じ商標を他人が先に商標登録申請すれば、原則としてこれが認められてしまうのです。

貴社の商標が、誰もが知っているような有名商標である場合や、その他人に悪意があることを証明できる場合には、商標登録を阻止できる余地もあります。しかし、一般的にはとてもハードルが高いものです。

他人が先に商標登録を受けてしまうと、それ以降は貴社がその商標を無断で使う行為が商標権侵害となってしまうという、理不尽なことも起こり得るので要注意です。

商標登録をしないとどうなるのか


3.商標対策を甘く見ている事業者は多い

このような、決して小さくはない様々なリスクがあるにもかかわらず、何も商標対策を行なわないというのは、何の装備もせずに戦地に赴くようなものです。

しかし、実際には、商標対策を考えたことがないという事業者は少なくありません。

たとえ商標登録までしなくとも、その商標を使い始める前に、使用の障害となる他人の商標権が存在していないかをチェックすること(商標調査)は、商標対策として必須と言えます。
  商標調査とは?

もちろん、商標登録まですることが理想なのは言うまでもありません。

これだけ注意を促しても、「うちは規模が小さいから大丈夫だよ」とか、「ずっと同じ商標を使っているけど、今まで何のトラブルも起こってないよ」と、思われるかもしれません。しかし、これまでに何も起こっていないのは、単に商標権者に発見されていないだけだからかもしれないのです。運良くバレていないだけで、状況としては違法状態にある可能性があることには、十分に留意すべきです。もちろん、バレればトラブルに発展する可能性は高いでしょう。

また、「商標対策が大事なのはわかっているけど、予算がないからできないんだよ」とおっしゃる方も必ずいらっしゃいます。

たしかに、商標対策にはそれなりの費用がかかります。
しかし、商標登録に必要となる費用には、「10年分」の登録料が含まれます
10年間の保護に値する費用であるという視点は、忘れてはいけません。

これは、特許事務所に代行を依頼した場合でも、1区分であれば、1日わずか数十円の出費にすぎません。1日わずか数十円で、10年間の安心・安全が買えると思えば、決して高くはない投資だと思いますが、いかがでしょうか。

商標トラブルの大半は、事業が大きくなった際に顕在化するものです。
そのような大切なタイミングで足元をすくわれないためにも、商標登録など、コツコツと地道な対策を行なっていくことが重要です。

商標対策を甘く見ている事業者が多いからこそ、貴社がしっかり商標登録などの対策を行なえば、それだけ差をつけられると言うこともできるでしょう。


当事務所がお手伝いできること

当事務所がお手伝いできることイメージ

紫苑商標特許事務所では、「商標登録」を始め、「商標調査」や、各種リスクに関する「相談」など、貴社の商標対策をお手伝いするサービスをご提供しております。

当事務所は、商標専門の特許事務所です。
商標専門の代表弁理士が、すべてのご依頼を担当させていただきます。
Eメールがご利用できれば、全国対応が可能です。

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